現在のもとになるサッカーが発祥したのは、18世紀のヨーロッパのイギリスです。ボールを蹴って遊ぶというルールはありましたが、地域によってルールがバラバラで統一されていませんでした。これでは不便ということで、代表者が集まってルールをひとつに統一することになりました。
この時にできたのが、世界最古のサッカー協会であるフットボール・アソシエーション(1863年設立)です。現在でもこの協会はイングランドのサッカー協会として活躍しています。
イングランドではプロアマ関係なく参加できるトーナメントであるFAカップが毎年行われています。イングランドのプレミアリーグに所属しているクラブにとっては、大事なタイトル戦です。サッカーは雨や雪でも強行試合になりますが、これはイギリスはよく雨が降るからという理由や、紳士は試合の約束を守るからなどの説があります。
今では世界中で愛されているスポーツですが、発祥は紳士の国ヨーロッパのイギリスだったということです。ここではスポーツの賭けであるブックメーカーの発祥地でもあり、サッカーに対する賭けにも熱が入っています。スポーツや賭けを文化として育んできたのが、この地域の特徴です。
ビッグ6の時代!イングランドプレミアリーグ
イングランドは日本でいうところのイギリスですが、イギリスは4つの連合国であり、ロンドンがある国がイングランドに該当します。サッカーに関してはとても歴史の古い国で、発祥の地として世界的に有名です。国内リーグは1888年~1889年に始まったのがきっかけで、現在のスタイルになったのが1992年~1993年です。
イングランドの国内リーグにおけるサッカーは、ビッグ6の時代になりました。
国内リーグにはたくさんのクラブチームが所属しているものの、現在のスタイルに変更になって以降、優勝経験があるのはたったの6クラブしかありません。しばらくの間は古くからの伝統を誇るチーム、資金力のあるチームを中心に、ビッグ4の時代が続いていました。
ところが、2011年~2012年の頃にこのビッグ4以外のチームがリーグ優勝を果たしています。資金力を着実につけたチームにビッグ4が屈した形です。
オイルマネーなどの資金で、この他のクラブも力が増してきており、逆にビッグ4として君臨してきたクラブは他のチームが強くなったためか、以前のように簡単に勝てるゲームがなくなりました。ビッグ6といわれるようになった現在のイングランドの国内リーグは、戦国時代を向かえています。
ビッグ6
・マンチェスター・ユナイテッド
・マンチェスター・シティ
・リバプール
・アーセナル
・チェルシー
・トッテナム
以上が、イングランドのビッグ6サッカークラブになります。